配管工事の仕事に携わるためには、取得しておいた方が良い資格から、必須となる資格まで複数の資格があります。
上下水道に関する配管工事では、実際に工事を行うスタッフは必要ないものの、給水装置工事主任技術者という国家資格を保持している人の設置が必ず必要です。
給水装置工事主任技術者は、給水工事のプロとして高い知識と技術を持っていることを証明する資格で、実際の工事現場では、施工計画を立て、水道事業者との連絡や調整、検査の立ち合いなどを担うことになります。
実際の工事を行うスタッフの指導・監督も行っていくことになりその責任は重要です。
この他にも、下水道排水設備工事責任技術者や水道技術管理者などの資格があります。
給水装置工事主任技術者と同じ国家資格には、管工事施工管理技士もあります。
管工事施工管理技士は、上水道・下水道の設備工事や管理に限定せず、空調やガス、給排気など配管を必要とする施設に設置する配管工事の際に必要不可欠となる品質や安全のための工程を管理することのできる国家資格です。
菅工事施工管理技士には、1級と2級があり、1級は配管工事の管理技術者の業務に就くことができ、2級は、専任技術者や主任技術者として配管工事に携わることになります。