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空調配管とはどんな配管?

空調配管は、建物や施設内で空調設備に関連する冷暖房、換気、および空気の流れを制御するためのパイプや管路のことを言い、これらの配管は、空調システムの異なる構成要素を結びつけ、効率的で安定した環境を維持するのに役立ちます。

空調配管には種類が複数あります。

冷房機やヒートポンプなどの冷却機器と室内ユニットを結ぶためのパイプのことを冷媒管と言い、冷媒を循環させ、空気を冷却するのに使用されます。

暖房システムを使用する際に温水を供給するためのパイプのことを、暖房水管と呼び、暖房ユニットから温水を流すことで、建物内の室温を調整します。

空気の流れを制御するための導管やダクトを送風ダクトと呼び、送風機から送り出される空気が建物内の各室に効果的に供給されます。

この他にも、使用済みの空気や換気のために建物外に排出するため排水ダクトや、新鮮な外気を取り入れるための通気口やグリル、空気や冷媒の流れを制御する調節弁などを組み込む工事を行います。

これらの配管および関連機器は、建物内の温度や湿度、空気の品質を制御し、快適な室内環境を提供するために不可欠なものとなっています。

空調配管の設計や施工には、建築および空調技術の専門知識が求められるのが特徴となっています。

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